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  • 降井サットウ

【Voice】テンナインを観てきた人の声 Vol.1「二次会パーティーにテンナインを呼んだ」

最終更新: 10月14日


一組目は、飯田あつしさん、のどかさんご夫婦。あつしさんは主宰・降井氏と旧知の仲。そして、テンナインはお二人の結婚式の二次会でパフォーマンスをしたり、プライベートでも一緒にBBQするなど、公私ともに仲良くさせてもらってます。インタビューでは、仲が良いからこそ、普段あまり話さないテンナインやシネマイムについて、たっぷり語っていただきました!

(以下 Aさん=あつしさん/Nさん=のどかさん)

シネマイムありきの二次会パーティー

ーーそういえば、出会ったのはだいぶ前なんですよね?


Aさん:出会いは、僕が主宰の降井さんと同じ職場で、直属の上司というか、先輩ですかね。テンナインを始める前に出会ってるから…もう14年のお付き合いです。でも初めの3年とか全くプライベートの話とかしたことなくて。やっと4年目くらいに打ち解けて、舞台に誘われるようになった感じです。それからは一気に仲良くなりました。


――お二人とテンナインといえば、結婚式の二次会が印象深いですが。


Nさん:夫と降井さんとの繋がりもあったし、その後テンナインのイベントは面白いからってよく行っていて。結婚式の二次会で余興としてお願いしたのも、実は二次会をやるから呼ぼうっていうより、テンナイン=二次会みたいな(笑)。広めるために二次会やろうみたいな感じだったよね。


Aさん:ちょうど、その時テンナインがクラウドファンディングをやっていたっていうのもあったんだよね。(過去に「来て、シネマイム」という企画があったのです)


Nさん:そういう色んなタイミングが重なって。だからあの二次会の会場選ぶ段階で関谷さんに来てもらって確認したりとかもして。席の配置とかは、シネマイムを見せるならこうしたい、ああしたいみたいな注文をして。お店の人から「そうすると新郎新婦の座る場所が…」とか「荷物の置き場が…」とかいろいろ心配されたけど。「そんなのはどうでも良いんです!」って言ってました(笑)。


――まるでテンナインのためのイベントのような…(笑)。


Nさん:カメラマンにも、「テンナインが良く写るように撮ってください」ってオーダーして(笑)。良い写真だから未だに色んなところで使っていただいてるよね。その後、テンナインのイベントに行った時、隣のお客さまに「あれ?あの写真のご夫婦ですか?!」って声かけられたこともあったよ!


Aさん:「なんか見たことあると思ったのよね〜」って言われてね。


Nさん:「いい事したわね〜」って言ってもらったね(笑)。



二次会から広がった二次会


――結婚式の二次会の反応はどうでした?


Nさん:とても反応良かった!


Aさん:どちらかというと、妻の友人たちのノリに完全にハマってたよね。


Nさん:元々、私の友達はジブリとかのセリフとか真似しちゃうようなノリの子が多かったから、シネマイムの指だけで表現したり、山を人の身体でやるの?!とか、そういうのがツボ過ぎたんだよね。


Aさん:すごい笑ってたね〜。あとは、ジブリなんかは好き過ぎて、先にセリフ言っちゃってたりしたよね(笑)。


Nさん:「ちょっと!!しっ!!」って。「そこ見せ場だから!!」みたいな(笑)。


――お友達はその日初めて観た方が多いんですか?


Nさん:そもそも、私たち夫婦はテンナインのイベントに結構行ってて、SNSでちょくちょくあげていたから、友達は実際には観たことなくてもなんとなく知ってたと思う。「二次会でパフォーマンスしてもらうよ〜」って伝えたら、「えー、どんな感じなんだろう?」みたいな感じだったけど、始まったらもう「何これおもしろーい!!」って盛り上がっちゃって。だからあの日はみんな本当に楽しんでってくれたよね。そして、その時に見た友達が、自分たちの結婚式の二次会に呼んでた!


――そうでした!! いやぁ〜、本当にありがたい話ですねぇ〜。


Nさん:私の友達はみんなもう30代で、いざ結婚式の二次会パーティーとか考えたときに、「今更、ゲームとかで盛り上がるのとかもな〜」っていう年頃だったのね。それから数年後、ある友人から「もしお願いできたら、私たちの二次会にも呼べないかな」って話が来て。結果、お願いすることになったんだよね。残念ながら私たち夫婦は出産日と重なってしまって出席できなかったんだけど。「すごい楽しい会になって助かったよ」って言ってました。自分たちの呼んだ二次会がきっかけになってるって嬉しいし、そういう広がりができて良かったな〜と思ってます。


やってみて分かったこと


――お二人の時は、サプライズ演出としてご自身も出演されましたね。


Nさん:だいたい、あぁいう時って新郎が出るっていうのはありがちじゃない。新婦を驚かせるみたいな。でも私たちの場合は、夫婦揃って出たから「え?二人とも出るの?!」ってみんな驚いてたね。 


Aさん:でも、全然セリフ覚えられなかったな〜。


Nさん:練習したのにね(笑)。


――稽古場で一緒に練習したんですよね。見るのとやるのとどっちもやってるって、なかなかレアですけど、どうでしたか?


Aさん:やっぱ違うな〜って。


Nさん:ね、すごいよね。私たちがやったのは超短い部分だったけど感じたのは、ただやってるんじゃないんだっていうか…。


Aさん:緻密に考えられているというかね。


Nさん:そうそう。いろんな角度から見たときの〜っていう、カメラアングルを意識して場面を切り取っているのとか、それをあえて平面にしてみるのとかがすごいなって思う。それこそ、初めて見たときに指だけで表現したり、音も声だけで表現したり、「それ、そうやるのか!」と。すごい発想だなっていうか、バカにできないというか。


通りすがりの人が、ちらっと見ただけでハマる。ちょっとしたノリでやっているんじゃないっていうのが見れば見るほど分かるから。だからみんなハマるんだよね。「じゃあ、あれはどうやるの?」って、気になってくるし。一度見たら、「この人たちはノリだけじゃない。真面目に取り組んでいる」っていうのが分かる。


実際にやってみたら本当に緻密にできていて。ちょっとした立ち位置なんかも細かく考えてやっているんだってびっくりした。だからそれが崩れると、「作品としての評価が下がる」って言うのは、やってみて分かった。でも、それを見ている側には全く感じさせないのは、本当にすごいな〜って実感したね。



家族で楽しめるシネマイム


――お子さん(1歳半)はもうシネマイム見ましたか?


Nさん:去年?の春のデザフェスかな。初めて見たのは。


――反応ありました?


Nさん:もうね、ガン見(笑)。エキサイティングシート(最前列)で、じーっと見てた。怖がるかな〜と思ったけど、全然。まだ言葉は話せない時期だったから、ウーとかアーとか反応しながら見てたね。


Aさん:家に帰って、テンナインの真似して手で人やったりして見せたけど、ポカーンとしてたね(笑)。


Nさん:シネマイムは本当に子供にウケてるよね。幼稚園生とか、小学生とかがいると、けらけら笑ってる。


Aさん:ツイッターとかでよく見かけるもんね。「子どもが家でシネマイムの真似している」みたいな呟き。


Nさん:小学生とかが真似するような感じのことだもんね。家でも誰でも真似できるっていうか。シネマイムはそういう子どもたちと楽しむヒントを与えてくれている気がする。もしかしたら、保育園とかでも需要があるかも。子どものいるメンバーもいるっていうのも大きいし。これからもどんどん広められそうな気がする。


楽しみ方はいろいろあって


――シネマイムのオススメの見方ってありますか?


Aさん:やっぱり元になる映画は知ってた方が面白いと思う。たとえ知らなくても、シネマイム見た後でその映画を見てもらった方が面白い。


ーーやはり比べて見るのが面白いんですかね。


Nさん:あとは、初めて見る人は、きっと演目のタイトル見て、どこのシーンやるのかな?って予想するところから入るよね。明らかな決め台詞があれば、みんなピンとくると思うけど。演目表に並んでる映画タイトルを見て、映画はなんとなく知ってるけど、それのどこやるの?って予想するのも面白いと思う。


Aさん:人によっては作品への思い入れも違うしね。


Nさん:そうそう。でも、私たちはテンナインのシネマイムを何度も見ているから、「あの人のあのシーンを見たいから」って理由でリクエストしちゃうけどね。笑


――それでリクエストしたら思ってたキャストと違うってことありました?


Nさん:全然ありますよ!


――そういうときはどう思うんですか?


Aさん:やっぱ・・・比べちゃうよね。


Nさん:う〜ん、複雑(笑)。


――あ、映画とシネマイムではなく、シネマイムとシネマイムを・・・?


Aさん:比べるね。


Nさん:もう帰り道は「やっぱ○○さんの方がいいね」とか「今日の人も良かったね」なんて盛り上がるよね。自分たちもやってみて大変さを知ってるくせに、「やっぱあそこはさ〜」とか「きっとあの人忙しかったから、今日は別の人だったんだね」とか勝手に決めつけて偉そう〜に語ってる(笑)。


――そんな楽しみ方もあるんですね(笑)。


見るべきシネマイム




――見ておくべきシネマイムってありますか?


Aさん:それはもう、断然「魔女宅」(「魔女の宅急便」)ですね。


Nさん:そうだね、同じジブリ作品のシネマイムでも、「トトロ」(「となりのトトロ」)よりも「魔女宅」かな〜。


Aさん:やっぱシネマイムの代表作は「魔女宅」だよね!


Nさん:あの盛り上がり方もいいし、長さも丁度いい気がする。万人受けするし。ストーリーを知らなくても、シネマイムで分かる気がする。


Aさん:うん、そうだね。魔女宅ともなると、何となく知ってると思うし。


Nさん:私はもうシムシムさんのおばあちゃんの声のトーンとか、全部(元ネタと)一緒にしか見えないし。笑


Aさん:僕はおぎーさんのデッキブラシのおじいちゃんがすごい好き。


Nさん:分かるー!なんかもう実写化した感じだよね。もう私には帽子を被っているように見えたよ。笑


Aさん:トンボも似てるしね〜。皆んなぴったりハマってる。


――キャラクターのハマり具合とかも見ていて面白いんですかね?


Aさん:う〜ん。初めて見る人にとってはそういうのもないんだと思うけど。初めて見た時のイメージが結構残るのかも。初見ってすごい!


Nさん:そう考えると、うちらだいぶドハマりしてるね(笑)。


――シネマイムの中でも語るとしたらやはり…?


Aさん:「魔女宅」だね。一番回数見てるし。


Nさん:そうだね。セリフも一人ずつはっきりイメージついてるものがあるし。効果音も沢山使われているし、最後は音楽も入ってくるし。そして、シネマイム見ていながら、映画とぴったりリンクするんだよね。あとで映画を見返すまでもなく、頭の中で比べられる感じ。


Aさん:「テンナインのシネマイムとはこういうもの」っていうのが凝縮されている気がする。だからやっぱ初めての人には見て欲しいな〜って思う。「こういうことやってます」の代名詞的な。シネマイムの要素が全部入っていると思う。



「参りました」と言わせたい


――どういう人にオススメですか?


Nさん:オススメというより、私は映画を見込んでる人にあえて見てもらいたい。


Aさん:そうね〜。


Nさん:「そうきたか」と言わせたい。「参りました」って言わせたい。


――すごい!


Nさん:絶対、シネマイムの「魔女宅」を見て批判する人はいないと思う。ね?


Aさん:うん。(深く頷く)


Nさん:究極、ジブリのオフ会みたいなところでやってみて欲しい。あれなら、怒られることはないと思うし、むしろ「そこまで作品を愛して表現してくれてありがとう」って言われると思う。


一同:(笑)


Nさん:「エイリアン」を超好きな人とかの反応は、(映画の)メッセージ性とかまで考えちゃうと、あの一瞬のシネマイムで満足いくかどうかまでは保証できないけど。でも、「魔女宅」は、ジブリファンでも、映画ファンでも、映画の専門雑誌とか作っているような人にも受け入れられそう。やっぱり、シネマイムは映画が好きで、作品も見込んでいるからできるんだと思っているから。


――より専門的な方にも見てもらいたいと。


Nさん:「魔女宅」は特にね。


Aさん:そうだね。


Nさん:もちろん、その他の作品であっても、「その作品でそのシーンをチョイスするんだ〜」って思われるところもあるだろうし。色んな反応があって面白いと思う。


Aさん:だから各ジャンルで見て欲しいよね。


Nさん:シネマイムを知ったらファンは自然に増えると思う。


Aさん:最近デザフェスの影響ですごいファンが増えているもんね。


Nさん:いや〜、あれは本当に泣きそうになったもん!


――そんな風に見守っていてくださって…私たちも嬉しいです(T▽T)


あなたにとって、シネマイムとは・・・?


ーーでは、最後にお二人にとってシネマイムとは?


Nさん:なんだろうな〜。一言で答えるのは難しいけど…。ただ、間違いないのは、シネマイムを見た後、悩んでたことを忘れちゃうっていうのはある。良くも悪くも、悩んでたことがバカらしく思えるっていうか。


Aさん:あぁ、なんか「くだらね〜(笑)」ってなるね。


Nさん:そうそう、そういう感じ。それを、真面目に作り込んでいる…っていうのを見せないようにやっているから、見ている方は、「クスっ」って笑えるし。その場の一瞬だけでも、悩んでることを忘れられるというか。


Aさん:そうだね。


Nさん:見終わったら元気になって帰るもん。それは間違いない!



ーー何とも嬉しいお言葉、ありがとうございます!!


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