2.5-22 【WorkShop】「シネマイムをつくる~モノ言う身体~」
ワークショップを開催します。 演技の基礎訓練をして、ひとつのシネマイム作品を作り上げていきます。
日時・場所
2020年2月 二つの日程で開催
世田谷区公共施設
イベントについて
―テンナイン
フランスの演劇家ジャック・ルコックのメソッドのひとつ「シネマイム」を発想元とし集団パフォーマンスとして上演する。
様々な切り口で映画を再現し、観客の頭の中でひとつの映画が完成するという手法を取り、笑い、時には涙を誘う。
活動は演劇、ライブイベント、アートイベント、大道芸、結婚パーティーなど多岐に渡る。
東京ビッグサイトで開催される「DESIGN FESTA」には連続出展しており、毎回2日間でのべ1500人ほどの観覧を得る。
2019年9月には「第30回 池袋演劇祭」に「1本の映画をすべて再現する」という試みで参加し「三浦大四郎賞」を受賞。
●シネマイムについてはこちら
http://sekiya-makoto.com/tennine/about.html
●テンナインのレビューはこちら
[DESIGN FESTA お客様の感想ツイート(Togetter)] https://togetter.com/li/1357436
[池袋演劇祭(三浦大四郎賞受賞)審査員評] https://ikebukuroengekisai.jp/common/data/report20191225.pdf
『映画を再現すると面白い。』
このメカニズムを作品をつくることで体験していきます。
人・モノ、カメラワークに至るまで、あらゆるものを演じる
名シーンを体現しそこに生きる
再現されるシーンを見て思い至る
観る側の記憶とリンクして目の前の演技に頭の中のイメージがオーバーラップして見える
これらを起こす
この"面白さ"たちをあなたの身体で感じてください。
演劇経験の有無は問いません。
シネマイムは演劇の中でも初心者には受け入れやすく、経験者には奥深く追及できるものです。
これは元々が演技訓練法であるため。
練習としてやってみることはもちろん出来ますし、素振りやフォームに終わりがないように追及しようと思えば果てはない。
故に誰もがやれるものです。
少し専門的なことを書きますと、
大事にしているのは身体が語るということ。
そのために、自分の身体をたくさん見て、見てもらい、その感想を言葉にしていくことを繰り返しストレートに理解していきます。そして今度は理解した身体をどう使うかと考える。
身体を泣かせるには?笑わせるには?椅子になるには?メガネになるには?変な台詞を言わせるには?と。
この身体たちがステージで語り合いながら作品を作っていくとどう面白さに繋がっていくのか?
こんな一連を体験する、ワークショップです。
シネマイムの地道で楽しく疲れる製作を、ぜひ一緒に。
―開催にあたって(主宰:関谷 誠)
「身体が語る」難しいです。
その障害になるのがサボり。慣れともいう。
動物や赤ちゃんが名優といわれたり、アスリートが魅力的なのは身体がサボっていないから。
我々俳優も全力でやっているはずなのですが、台詞や動きに慣れることで浮いたリソースをほったらかしにして結果サボっていることになったり、ひとつのことをやろうとしすぎて結果他の部分がサボっていたりする。
シネマイムはそのサボる余地を与えない演技でありパフォーマンスです。常に全ての意識を使うことをから自然と「身体が語る」状態に近づく。これが面白さの原点になる。
シネマイムの作品づくりで、身体を目一杯見て、見せて、ぜひ身体が語る体験をしてもらえたらと考えています。
身体が100%使われている瞬間は稀有ですがとても気持ちいいものです。
募集要項
○日程
Aコース:2020.2.5(水)19:30-22:00/7(金)19:30-22:00/8(土)10:00-17:00(全3回)
Bコース:2020.2.19(水)19:30-22:00/21(金)19:30-22:00/22(土)10:00-17:00(全3回)
○募集人数
各コース10名まで(※先着順となります)
○会場
世田谷区内公共施設
○参加費
2000円/1コース
4000円/2コース
○参加資格
心身ともに健康な方
全身を使った動きに支障のない方
○その他
希望者には4月のライブまたはDESING FESTA vol.50(出展に当選の場合)への出演のオーディションを行います
○応募〆切
2020/1/15(水)